ほんりゅう 2025年3月20日(岡山)

昨年12月、ゆきとどいた教育全国署名の集約集会の際、岐阜県選出の7名の国会議員に対して紹介議員になってもらうよう要請を行った▼一昨年は事務所のドア越しで文書を受け取るだけで話を聞いてもらえなかった方もいたが、今回はすべての議員秘書が対応し、部屋の中へ案内してくれる方もあった。「自民党の過半数割れで国会の雰囲気が変わった」と聞いてはいたが、それを実感した▼年明けに、確認のため岐阜の事務所に問い合わせたところ、3名の議員が賛同し紹介議員になってくれた。「教育ぎふ」3月5日号でそれらの議員の考えの一部を紹介したが、政党に所属していても各々が自分の主張をはっきりと話されているのが印象的だった▼「国会にいると戦争への不安を感じる」「生きていくには『平和』と『食べること』が基本」「他国では、環境破壊を軍や政府が黙認していて、弱い人たちが犠牲になっている。日本も無関係ではなく環境破壊が進むのを何とかしたい」「教員不足を解消するためにも、教えることが上手い人、子どもと関わりたい人をもっと多く採用してはどうか」「『教員の未配置』や『免許外教科を教える』問題は、子どもの視点に立って考えると何とかしなくてはならない」など熱っぽく語られ、共感することが多かった▼今後も「平和のために」「子どもたちのために」各議員には頑張ってほしい。

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