病休補充が見つからず、教務主任・教頭までもが多くの授業時数を持たねばならない状況が増えている。人が足りなくて現場の教員が疲弊している。県教委に「『中学校免許外教科担任解消非常勤講師(免外解消)』を年度途中からも任用すること」を提案したい▼「『免外解消』は年度初めの予算内で配置する」とのことだが、病休など緊急の場合の予算を年度初めに確保してほしい▼また、「免外解消」の週8時間の上限を撤廃してほしい。上限があるために、その方に頼めず免許外で教えている実態がある。一方、「免外解消」のために他校と兼務する場合は、本人の了解と担任をはずすなどの配慮をしてほしい▼文科省は「免許外教科担任の許可」について、「とりうる手段を尽くしても…採用できない場合の例外として、一年以内の期間に限り…県教委の許可により…」と、安易に許可しないように通達している。免許外教科担任によらざるを得ない場合にも、担当する教師への負担軽減策を行うことを通じて、できる限り教育の質を向上させることが必要である。
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