ほんりゅう 2024年9月5日(岡山)

教職員の自腹問題の一つに駐車料金がある。岐阜市立の岐阜特別支援学校では、駐車料金16人分を1年分(税込)支払うために、職員数で割って1人約2660円を4月に支払うことになっている▼県立の長良特別支援学校は、10年前から駐車料金を月に1人1000円~2000円支払っていたようだ。10年以上在籍した方は「ざっと20万ぐらい払いました」とのこと。現在は、職員数が減ったので支払う必要はないようである▼揖斐郡池田町の小中学校の教職員は毎月500円の駐車料金を払っている。同じ揖斐郡でも大野町と揖斐川町は払っていない▼皆さんの学校や地域ではどうだろうか。岐阜県に採用された教職員なのに、勤務する学校・地域によって駐車料金の負担があるのはおかしい。駐車料金の支払いが必要であるならば、岐阜特別支援学校の駐車料金は岐阜市が持つべきであり、池田町の教職員の駐車料金は池田町が持つべきである▼揖斐郡教組では、校長会との懇談の際に要望しているとのことである。引き続き取り組まれ、改善することを期待する。教職を希望する人を増やすために、些細なことでも「おかしい」と思うことを一つひとつ解決し、教職員の待遇改善を実現したいと思う。

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