人事異動は教職員一人ひとりの教育計画や、生活・権利が尊重されなければなりません。
岐阜教組は毎年、公正公平な人事異動が行われるよう、県教委に申し入れを行っています。今年は8月30日に長谷川委員長と岡山書記長が教職員課に要請しました。
主な要請内容は以下の通りです(抜粋です。他にも実際に起きたさまざまな現場での要求や実態を伝えています)。
- ヒアリングは、必要な場合は複数回など、丁寧に行うこと。
- 本人の意志や事情を尊重し、配慮した人事を行うこと。
- パワハラと疑われるような言動が絶対にないようにすること。
- 内示は勤務時間内におこない、すべての職員に内示の開始と終了を正確に伝え、公明正大に行うこと。
- 年度当初の教職員配置にあたっては、年間臨採ではなく、正規教職員の配置をすること。
- 高校の専門科教員や、特別支援学校の教員など、遠距離・長時間通勤となることが予想される科目の教員については、特に家庭の事情に配慮すること。
- 人事異動に関わる日程を、できるだけ早く各学校の教職員に知らせること。
- 内示に対して考慮する期間が十分にとれる日程とすること。