教科書展示会に行って意見を出しましょう

子どもたちのゆたかな学びを支えるよりよい教科書を

子どもたちには、学問の成果を反映して真実を伝え、それをもとに考えを深めていかれる教科書、みんなが楽しく学べる教科書を手渡したいものです。そもそも教科書採択は、子どもたちと一緒に教科書を使う教職員や保護者、市民の意見をもとにして行われるべきではないでしょうか。

記述内容に批判的な意見が集中して、変更された例もあります。みんなで誘い合って展示会に行き、教科書を手にとって、率直な感想・意見を寄せていきましょう。県内各地で展示会が始まっています。会場一覧は以下をご覧ください。

意見を寄せるときは、以下の記入例も参考にしてください。

  • 教科書採択にあたっては、子どもたちと一緒に教科書を使う先生たちや保護者、市民の意見をしっかり聞き、それを尊重して選んでください。
  • 中学校の教科書はページ数が多く、内容も難しそうです。勉強ぎらいの子が増えてしまわないか心配です。子どもたちや先生の負担が大きくならないようにして下さい。
  • 今後も、長期の休校があるかもしれません。「教科書通りに」「すべて終わらせて」ではなく、本当に大切なことを先生たちが工夫して授業できるようにしてください。
  • 授業の流れや設問が詳しく書かれていますが、それにしばられず、先生が目の前の子どもたちにとって最もふさわしいやり方を選んで授業できるようにしてほしいです。
  • 「道徳」に限らず、子どもの心を評価するのは、やめてほしいです。「○○」社など、そのためのページや記入欄がたくさんある教科書は採択しないでください。
  • 教科書では真理・真実を大切にしてほしいです。「〇〇」社の教科書は学問の成果が反映されておらず、子どもたちに使わせるのは心配です。採択しないでください。
  • 侵略戦争を肯定し、基本的人権や民主主義をないがしろにして、憲法「改正」をおしつける「〇〇」社、「〇〇」社の教科書は、絶対に採択しないでください。
  • 「〇〇」社の「〇〇」科の内容に問題を感じました。具体的には、……
ダウンロード
上記の画像をPDF小冊子でダウンロードできます。
中学校教科書ミニリーフ.pdf
PDFファイル 921.1 KB