突然の「臨時休校要請(2/27)」に対して、組合は心配される事項を緊急に取りまとめ、翌日に県教委に申し入れを行いました。教委からの通知や、それに基づく学校長の判断で各校で対応がとられていますが、現在のところすべての学校で足並みがそろっているとはいえません。
今回の安倍首相の急な「要請」で、現場は混乱しています。非常勤の方の中には、「残り時間がカットされるかも」という不安も出ています。岐阜教組は、教職員の生活を守るために、不当なことについては県教委に申し入れをします。3月16日に2回目の要請を行いましたので追記します。
学校現場から届いている情報をお知らせします。他にも情報があればお寄せください。
日々、状況が変化しています。その後改善された内容も含まれています。
<勤務の仕方について>
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【3/17更新】休日や昼食の外出を禁止する通知はない。
行き過ぎた校長の発言は、県が個別に対応する。
<休暇について>
- 【3/17更新】特休3号「出勤することが著しく困難と校長が認めた場合(
子どもの世話も含む)」に取れる。各学校の実情に応じて、 家庭事情と業務とを考慮し校長が判断する。 -
【3/17更新】職専免…「家族等の感染が疑われる場合」も取れる。各学校の実情に応じて、
家庭事情と業務とを考慮し校長が判断する。 - 家族の看護のための休暇(1日または1時間単位で、1年に5日まで)を利用できる。
- 災害休暇(特休3号)を1時間単位でも取ることができる。
<在宅勤務について>
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【3/17更新】3月15日以降も「当分の間」延長と通知(県立3/
14付、教事3/13付で発出) - 1日を最小単位として、申請書により所属長へ申し出る。⇒所属長が可否を判断
- 「新型コロナウイルス感染症の予防のための在宅勤務(テレワーク)の実施について」を通知
県教委は現場が活用しやすいように校長の判断で運用してもらって
<非常勤講師等の勤務について>
〇【3/17更新】部活動指導員について
「指導計画立案や清掃、
〇関市
3月3日以降に実施予定の授業時数を、職務内容に適した業務に代替する。
・少人数指導非常勤講師:成績処理、評価、学習プリント等の作成
・児童生徒支援非常勤講師:来年度に向けた引き継ぎや要配慮児童生徒の情報交流等
※健康状況・家庭事情等勤務が困難な場合は年休の取得による対応も可能。
△市費日日雇用職員の勤務の特例としての留守家庭児童教室に関する業務を依頼され、断ったら残りの時間をカットされた。
△県の激増加配がカットされた(残りの17時間がなくなった)。
校長は「個人の状況でなく、学校で必要な状況があればできるが」と回答
⇒学校の清掃など、業務が与えられ、勤務できることに(3月6日)
〇羽島市
県の少人数指導については、予定通り勤務し、業務内容は所属長が決める。後補充も同様。
〇八百津町
支援員は、仕事(プリント、通信を作成等)をつくり勤務。
〇A高校
生徒の帰省による閉寮後の炊事員の勤務は、関係業務に従事することで継続。
〇羽島市
給食関係の配膳員の勤務は、清掃等の業務に従事することで継続。
〇岐阜市
給食調理嘱託員の勤務は、給食室整備等の業務に従事することで継続。
<子どもへの対応ついて>
【3/17更新】新学期の開始について
3月19日の政府の専門家会議を受けた文科省通知の方針に従う。
△可児市
キッズクラブに入らない子を教職員が見ることになったが、学校も市も児童を把握しきれていない。
△美濃加茂市
B小学校では、子どもたちを受け入れる。7:30~18:00の間で、一部の教職員も時間差をつけて勤務(スライド制)。