学校図書体制の充実を願い、県教委と懇談
8月4日、図書館司書部は県教委教育財務課、教職員課と懇談をもちました。
1.図書館司書の配置と採用について
一部の学校で正規の司書が配置されていない問題を取り上げました。基準を満たしていない学校であっても非正規の担当職員を配置していることは評価しつつも「各校1名以上の専任司書の配置」を強く要望しました。
図書館司書の新規採用が若干名ではあるものの継続してあることについて、評価し、お礼の意を伝えました。
2.県費、私費の使い分けについて意見交換
「私費で図書が買えないということはない。『生徒が読みたい本』を購入することはかまわない」ことを確認しました。この点については、校長会でも伝えているとのことでした。
3.県費図書費、消耗品費の増額について
「昨年度より増額している。有効に使って欲しい」とのことでした。学校内の体制の理解と協力を得て進めていかなければならないと感じました。
4.図書データベースの購入について
「国会図書館」のデータベースでは、費用はかからないが、検索精度に問題があることを指摘し、専用のソフト購入に努力して欲しいことを要望しました。(一部の学校では、消耗品費で対応している学校もあります)
5.研修について
各校一人職であることをよく理解してもらい、研修体制を充実させて欲しいことを要望しました。また、非正規の図書館職員にも正規の司書と同様に研修の機会を設けることを要望しました。